入局案内
小児科学教室へ入局を希望される方へ
教育体制
循環器班の教育体制
研修期間
板橋病院で3ヶ月間
指導医
三澤正弘
研修期間中に学ぶ事(手技も含む)
一般目標
主な小児循環器疾患について概略診断と重症度の把握ができる。
個別目標
01小児循環器疾患による症状を理解できる
02乳児心不全の症状と徴候を理解できる。
03代表的先天性心疾患の年齢的特徴を理解できる
04心室中隔欠損、心房中隔欠損、動脈管開存、Fallot四徴、房室ブロック、散発性期外収縮を診断できる
05聴診で心音異常、心雑音の鑑別ができる
06小児生活習慣病の診断ができ、患者指導の概要を説明できる
07小児期からの動脈硬化性心疾患発症のメカニズムを理解し、その予防対策を説明できる
08心筋疾患の診断と治療を理解できる
09川崎病の診断をでき、冠動脈診断に関する検査の指示ができる
10学校心臓検診に必要な心電図所見を理解できる
11胸部単純レントゲンで心拡大と肺血流異常を診断できる
12心電図を正確にとることができ、房室ブロック、期外収縮、不完全右脚ブロック、典型的右室肥大を診断できる
13心エコーで冠動脈走行を含む正常断面を理解できる
14Fallot四徴の無酸素発作の症状と徴候を理解し、治療法を説明できる
15劇症型心筋炎の症状と徴候を理解し、上級医への上申のタイミングを理解できる
16小児循環器疾患としての経験を学会・研究会で報告できる
その他
小児循環器疾患診療は各専門分野の基礎でもあります。皆さんのスタートラインからの教育をサポートします。